2019.8.3 Learn × Creation

新しい学びを知り、共に考える祭典『Learn by Creation』

今年始まった一大教育フェスイベントの1日目にハモニケーション・ワークショップを開催させていただきました。

会社員、教師、学生、経営者、コーチ業、フリーランス、20代から50代まで世代も立場もバラバラな13名の方にご参加いただきました。

2時間のワークショップでしたが、途中1時間で退出予定の方が3名いらっしゃったので、予定の進行を変更、後半に予定していたアカペラコーラスでLet it beを歌うところまで1時間で一気に。

後半はアカペラコーラスをつくるときに意識することを日常の会社や学校、家庭での他者との関わりに応用できるかという対話とそれを踏まえたアカペラ演奏を繰り返し、頭と身体全てを使って思考を深めていきます。

以下、ワークの最後の振り返りで参加者のみなさんからいただいた感想です。

・今までこれほど注意深く人の声を聴いたことはなかった。聞いているつもりになっていたことがよく分かった。

・ちゃんとやろうとすることで細部を気にしすぎて、本来のゴールを忘れてしまいがちだと気づいた。少しくらい間違えてもいいから本質に意識を向けると、もっと楽しめて自分本来の力を発揮できるのではないかと思った。

・単純にすごく楽しかった!周りの音を聴けば自分の出すべき音がわかるというワークでの気づきを、日常生活でも試してみたい。

・ある程度自分の声を出したときハーモニーにうまくハマる体験ができた。普段の職場でも周りに気を遣いすぎて自分の声が小さくなっている気がする。もう少し思いきって声を出してみようと思う。

・入社2年目で自分のことで手一杯になっている。自分が関わるプロジェクトにどんな音が足りていないのかを考えてチューニングしていったり、今の自分は和音になれているか意識していきたい。その際自分では気づかないこともきっとあるので今日のワークのように周りのみんなに聴いてもらい意見もらっていけたら。

・パートごとに集まって歌っていたときは自分が声を出さなくてもハーモニーは保たれる気がしたが、シャッフルして別のパートの人たちとチームをつくったとき、自分の責任を感じたが同時にやり甲斐や楽しさも感じられた。会社でも少し受け身なので、もっと積極的に周りに働きかけていこうと思う。

・就職活動のときに家族と意見が食い違って考えが合わないと思っていたけど、そもそも今日のようにお互いの声を聴き合う場を設けていなかったことに気づいた。

・趣味でアカペラをやっているが、その活動から得たことを仕事にいかすという観点はなかった。学校で学年主任をやっているが、他の先生で声が出てない人いないか注意しながら一人でがんばるのではなくみんなで自然にハーモニーが響くようリードしていきたい。

・大学でアカペラサークルに入っている。これまでは整った演奏をよしとしてきたが、もっと深いところでのハーモニーを追求してみようと思う。そして将来社会にでたとき、音楽ハーモニーから学んだことを活かしたい。

・会社で黒子的な立場にいるの自分は目立たず周りが輝けばいいかと思っていたが、黒子には黒子なりに声を出して関わっていかないと本当の会社のハーモニーは鳴らないのだろうと思う。

・身体で調和を感じれたおかげで、日常生活で目指す調和の形が少し見えた。普段頭で考えて行動するクセがついているので、もう少し感覚で調和に導けるようにもなってみたい。

余談ですが、参加者アンケートでいつもおききしている項目(ネットプロモータースコア)
「今後このようなワークショップをあなたのご友人やご家族にどの程度おすすめしたいですか?0〜10点でお答えください。」に全員が最も勧めたいの10点をつけてくださり、初のパーフェクトとなりました。

イベントにお誘いくださった三浦英雄さん、そして偶然別のワークショップをやってたアカペラサークル時代の後輩ふくちゃん、参加のみなさん、ボランティアスタッフのみなさん、本当に素晴らしい機会をありがとうございました!