野村町 校歌フェス

(新)野村小学校の校歌披露

2026年3月20日、春分の日に愛媛県西予市 野村町の復興公園「どすこいパーク」にて

野村町 校歌フェス「校歌の効果で♪愛する地域を♪残してこうか」が開催されました。

子どもは駆け回って
レジャーシートでピクニック気分で



当日は快晴!芝生の公園に、地域のみなさんのご協力で組んだ特設ステージには



午前11時の開演時間には野村町7地区から色とりどりのハッピやお揃いのシャツ、旗を手にした方々が集まり

大野ヶ原小の校歌披露
大野ヶ原のみなさんの気合い入れ
大和田小の校歌披露
大和田小に通っていない子たちもこの日のためにがんばって練習してくれました♪
河成小の校歌披露
こちらの女性の弟さんが中学生の頃書いた歌詞が、公募で選ばれて河成小の校歌となりました
惣川小の校歌披露
渓筋小の校歌披露
中学生が渓筋の誇りを言葉にしてくれました
中筋小の校歌披露
(旧)野村小の校歌披露



野村小学校・中学校・高校からも現役の児童・生徒のみなさんが集結!

野村高校 吹奏楽部のみなさん
野村中学校 代表のご挨拶
野村中学の校歌披露

校歌の記憶や地域への想いを語ったあと青空に響き渡る校歌斉唱となりました。

(新)野村小の校歌作曲者で7地区の小中学校に音楽教員、また校長として歴任されてきた
上甲和博先生がゲストコメンテーターとしてご参加。
各地域での思い出や校歌に表現された地域性についてご解説いただきました。



この校歌フェスは2023年度から3年かけて実施してきた
「野村町 校歌音源化プロジェクト」の集大成として企画されたものです。

このプロジェクトが始まったのは2022年4月に杉田が野村の「ほわいとファーム」で
弾き語りライブを行ったことに端を発します。

この時に東北の震災で小学校6校、中学校3校が閉校となり
新しく2017年開校した「浪江町立なみえ創成小学校・中学校」の校歌を歌いました。
曲紹介時にこんなことをお話ししました。

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東北の震災のあと学校コンサートとして訪れた「気仙中学校」(陸前高田市)
私たちINSPiのライブの後に校歌をうたってくれることになりました。
校歌披露の前に生徒代表の挨拶で

『僕たちの気仙中は津波で校舎が流されてしまいました。
それでも僕らには校歌が残っています。
この校歌を歌えば、僕らはまた気仙中生として胸が張れます。』

この言葉とその後の素晴らしい校歌斉唱に僕は圧倒されました。
そして歌の持つ力、【地域のうた】の可能性を、深く胸に刻みました。
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その日野村のみなさんが開いてくださった慰労会で
ある男性がこう話してくれました。

「校歌って大事なんですね。野村にも数年前に閉校した小学校がいくつもあります。まだ今なら地域のみなさんの記憶に残っているはず。今のうちに残さないといけない。そう思いました」

そう語られた方は市の職員で乙亥相撲選手としても活躍された岡田拓郎さん

一番右が岡田拓郎さん

そして一年後、野村町 校歌音源化プロジェクトは始まりました。

『せいよ地域づくり手上げ型交付金』を活用し、野村町の旧小学校区7地区連合が主体となり令和5〜7年の3年間にわたるプロジェクト。

1年目は7地区それぞれで、地域の方々と校歌や小学校にまつわる思い出を共有するワークショップを開催しました。

2年目は他の地区の校歌を鑑賞するワークショップを開催し、並行してレコーディングを進めました。

3年目は音源をまとめるCDアルバムと楽譜集の制作、また集大成として『校歌フェス』を開催しました。

プレゼン資料より


この3年間、野村町の7地区の地域づくり団体の連携で事業を進めてきましたが、じつはこうした7地区合同事業は初めてのことで、初めてであるゆえの、試行錯誤の連続でした。

そのなかで連携の中心となってくださったのは地域づくり活動センター(いわゆる公民館)の主事職員さんでした。さまざまな課題に柔軟にアイデアを出し実行してくださいました。まさに西予市野村町のスーパー職員ドリームチームでした。

またワークショップ開催について地域での声かけで盛り上げてくださったのは地域づくり団体の会長や任用職員の方々。

校歌ということで野村町の小学校・中学校・高校と、現役・OBOG含め教職員の方々からのサポートも語らずにはいられません。

そしていろいろな難題を裏で解決して支えてくださった事務局「NPO法人シルミルのむら」の方々。

そんな素晴らしい思いを共にする地域の皆様をまとめ上げてくださったのが、
なんといってもプロジェクトの発起人、岡田拓郎さんでした!

どんなピンチでも笑顔で楽しい雰囲気をたやさなかった
まるでリアル【アンパンマン】

野村町各地区へのWSの道すがら拓郎さんといろんなお話ししましたが、一番印象的なのは「カレーの話」

あと惣川の星空コンサートに校歌歌唱で参加したあと、途中の田んぼ道の真ん中で二人で寝っ転がって見上げた満点の星空。

いろいろ味わい深い思い出ができました。

そんな経緯で泥臭く、人間らしく作り上げた校歌プロジェクト。

ニュースでも取り上げていただきました。

テレビ愛媛
https://youtu.be/6ePVKwj7sgA?si=JtLaLDvVeNziw-P9

愛媛新聞
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202404150092

音源制作にはゲストボーカルとして
・野村町出身、西予市の歌も作詞・歌唱のYurica。さん
・朝ドラ「ブギウギ」歌唱指導や、カールスモーキー石井さんのバックコーラスなどの歌手、ゆうき(ダイナマイトしゃかりきサ〜カス)さん
・「会いたい」の澤田知可子さん
といった豪華な歌声が聴けます!

CDアルバムのリリースと共にデジタル(サブスク・ダウンロード)配信ございます。
楽譜集もまもなく発行いたします。

こうした成果物を活用して、野村町で世代を超えて一緒に歌える「地域のうた」である校歌を、
継承していきましょう!



hamo-labo杉田篤史

校歌フェスにもゲスト出演くださったゆうきさん
CDアルバムのジャケット写真
フェスの最後は輪になって「この木なんの木」「のむらのうた」を全員で♪
校歌フェス慰労会、がいな盛り上がりでした!