「のむら里の風芸術祭2022」お開き!

「のむら里の風芸術祭2022」お開き!!!

野村地域の方々や、県外からも、乙亥会館はたくさんの方で賑やかな雰囲気に包まれました。

「風芸術祭」シリーズのセレモニーソング「風の神送り」からスタートして

INSPiのアカペラ、野村小中学から生徒さん達がかけつけてくれて「のむらのうた」「のむらからの手紙」

東川翼さんのフラメンコギターに、杉田も入ってデュオで逗子葉山の風を歌う「逗葉でごきげんよう」




葛西啓之さん率いる 和太鼓グループ彩の4人でも大迫力な演奏に

乙亥太鼓保存会に杉田も入って「乙亥太鼓×彩スペシャルコラボ」


最後は「野村人煦」で大団円

たっぷり3時間の内容になってしまいました。

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20221031/8000014376.html
(NHKで報道いただきました↑)

4年前の水害のあと初めて訪れた野村。

野村地域の風土とそこで育った文化、それらを守ってこられた野村の方々の素敵な人柄と奥ゆかしく隠し持つ凄技の数々に魅了され、少しずつ地域のみなさんとのご縁の糸を自分なりに大切に紡いで、いつしか僕の中では強い綱になり、それを手繰るように野村に住まいを持たせていただくことになったのが今年8月。

気づけば三曲の歌を野村の皆さんとつくっていました。

生まれた歌を皆さんに歌い継いでほしい。できれば親から子へと。そんなことを妄想しているうち「まずは自分から動かんと」と思い、野村でそんな機会を作ろうと企画したのが「のむら里の風芸術祭」でした。


自分の持ち味の「音楽」で地域に貢献しよう、と思って始めた企画でしたが、やり始めるとこれだけの大きな会場規模での主催興行は未体験ゾーンで、気づけば地域のみなさんにかなり動いてもらっていることに気がいくようになって、返って地域の負担になってしまっているのではと焦りはつのるばかり。

そうして迎えたコンサート。舞台から見えるお客さんの様子は、みなさんノリノリで手拍子足拍子されたり、子どもらの歌声に涙を流す方もいらして。最後にステージを降りるときにはみなさん手を振って真心が伝わってくるような雰囲気で「やってよかった」と思えるコンサートになりました。


一緒に歌ってくれた野村中学校の生徒さんが「自分たちが制作に関わった歌がこれからも受け継がれたらうれしいです。今回いろんな方が町に来て、またひとつ復興に近づいていると感じました」と感想くれたり、


36年守り続けてきた乙亥太鼓の演奏に今回新たなアレンジを加えて演奏した乙亥太鼓保存会の方が「面白かった!またやらんといけん。今度は西予市の各太鼓団体を集めてフェスやろう。そこで全員で叩ける太鼓の曲を新しく作ろう。自分らも杉田さんのように動いていかんと。」と力強く話してくださったり、


コンサートの最後の「野村人煦」に歌い手として参加してくださった方が「歌づくりからずっと関わってきたが、この歌の持つ本当の意味・価値が今回わかった気がします」とおっしゃってくれたり、、、

自分の勝手な独りよがりかもしれない思いのまま始めたコンサートが新たな「風」を起こすきっかけになったかもしれない、とまた今では思い上がっております🙏


一緒に演奏してくれた和太鼓グループ彩も東川翼さんも「野村に住みたい!」って言ってたし、葛西さんはこれまた東京と福島県浪江との2拠点生活されてますが「浪江でも風芸術祭やりたい!浪江に野村のみなさんに歌いにきてほしい!市長も来てください!」と来場いただいた管家・西予市長に力説してくれていました。


INSPiメンバーも愛宕山の展望台登ったりほわいとファームのソフトクリームに麺や一心さんに、と野村のおもてなしを満喫していました。


「風」芸術祭とは

・そこにしか吹かない風を音楽で感じる

・その風土からしか生まれない歌を別の地域で演奏することによって地域と地域をつなぐ。

こうした思いで企画しています「風芸術祭」次回は12月17日逗子文化プラザなぎさホール【逗子潮風芸術祭2022】。大きな会場ですのでまだ今の所、席は多く残っています(笑)風が吹き始めました。その場所に会場に足を運ばないと感じられないものがあります。お時間ご都合つく方はぜひこの機会を逃さず「風にのって」いただきたいと願います。